人毛ウィッグのデメリットは?
人毛ウィッグのデメリットは?
「ウィッグを買うなら、自然な物にしたい」と誰もが考えると思います。
そこで、行き着くのは『人毛ウィッグ』。
お店に足を運んだ人も「人毛が入っているから自然です」と説明を受けたかもしれません。
やっぱり、人毛が一番自然よね。ですが、人毛ウィッグにデメリットはないのでしょうか?
1. 高い
何と言っても、一番の人毛ウィッグのデメリットは、高価なこと。
ウィッグに使用する髪の毛は、「バージンヘア」というカラーもパーマも人工的な施術をしていない髪の毛を使用します。
現在では、カットしかしたことが無いようなバージンヘアは珍しくなってきています。よって、人毛は高級品となってきています。
サイズや人毛の配分に差がありますが、フルウィッグで20万円以上する物が多いです。
2. 退色しやすい
カラーをしたことがある人は分かると思いますが、髪の毛に色を入れたとしても、段々と色落ちしていきます。
1年くらいで段々と退色していきます。人の髪の毛と同じく、赤っぽくなっていきやすいです。
人毛の場合は、自分で染め直すことはできますが、ベースに色がついてしまうと、取れなくなってしまうため、注意しなければなりません。
3. 重い
人毛ウィッグは重いです。
医療用ウィッグなどを考えている場合、身体が弱っているときに使用するのはツライ方もいらっしゃるかもしれません。
ロングだと、尚更のことでしょう。
重さとしては、文庫本1冊くらいの重さ、130gくらいと考えていただければ良いかと思います。
自宅でも使用する場合は、快適さが損なわれるかもしれません。
4. スタイリングが面倒
人の髪の毛ですから、クセがつきます。
寝起きの髪の毛もクセがつくことがあるかと思いますが、それはウィッグでも同様です。ウィッグの上に物を置くと、ペシャンコになってしまったり、変なクセがつくことがあるでしょう。
梅雨は水分を含んで膨張することもあります。
この観点から、人毛100%ウィッグは扱いづらく、初心者向けではないです。
5. 他人の髪の毛を使っているという抵抗感
他人の髪の毛をつけるということに抵抗感がある人もいるかと思います。
殺菌や染色・コーティングもする為、処理はしっかりしてからウィッグにしていますが、やはり抵抗がある人にはあるでしょう。